IVE新曲「Supernova Love」なぜ炎上?戦場のメリークリスマスに恋愛歌詞!

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韓国アイドルグループのIVE(アイヴ)が2024年11月8日に公開した新曲「Supernova Love」

とても儚いミュージックにどこか聞き覚えがあるような…?

そうです、これは坂本龍一作曲「戦場のメリークリスマス」です。

「戦場のメリークリスマス」のサンプリング曲となっている「Supernova Love」ですが、どういうわけか炎上しているようです。

その理由など深掘りしていこうと思います。

この記事からわかること!
  • IVE(アイヴ)はどんなグループ?
  • 戦場のメリークリスマスとは?
  • なぜ炎上しているの?
  • どんな歌詞を載せたの?

韓国アイドルグループ IVE(アイヴ)とは

メンバー
  • ユジン (YUJIN)リーダーであり、安定感のある歌唱力とダンスの実力が魅力。グループをまとめる中心的な存在です。元IZ*ONEのメンバー
  • ガウル (GAEUL):深みのあるパワフルな歌声が特徴。ラップもこなすマルチな才能の持ち主です。
  • レイ (REI)唯一の日本人メンバー。クールなビジュアルと優れたダンススキルで、グループに華を添えています。
  • ウォニョン (WONYOUNG)元IZ*ONEのメンバーとして活躍し、グループのセンターを務めています。抜群のスタイルと視線を引きつける魅力が特徴です。
  • リズ (LIZ):愛らしいビジュアルと優れたダンススキルで、グループの雰囲気を明るくしてくれます。
  • イソ (LEESEO)グループの最年少メンバー(17歳)であり、フレッシュな魅力と安定したパフォーマンスが魅力です。

2021年12月にデビューした韓国のガールズグループです。

デビュー曲「ELEVEN」が大きなヒットを記録。

その後も次々とヒット曲を連発し、韓国のみならずグローバルな人気を博しています。

特に、メンバーのビジュアルとパフォーマンス力の高さ、そしてキャッチーな楽曲が特徴です。

簡単にIVEの魅力を紹介!
  • ビジュアルの宝庫! メンバー全員がセンター級の美貌を持ち合わせており、その華やかなルックスは多くのファンを魅了!
  • パフォーマンス力も抜群! 見惚れてしまうダンスとパワフルなボーカルで、ステージを圧倒!中毒性の高い楽曲も特徴!
  • デビュー曲から大ヒット! デビュー曲「ELEVEN」が大ヒットし、瞬く間にトップアイドルグループの仲間に!

そして2024年11月8日に「Supernova Love」を発表しました。

坂本龍一氏作曲の「戦場のメリークリスマス」をサンプリングしたこの曲ですが現在炎上中のようです。理由はなんでしょうか?

まず「戦場のメリークリスマス」とはどんな曲なのか解説していきます。

「戦場のメリークリスマス」とは

「戦場のメリークリスマス」は、坂本龍一氏が作曲した楽曲で、1983年の同名映画のために書き下ろされました。この曲は、単なる映画音楽の枠を超え、世界中で愛される名曲として知られています。

曲の背景:映画「戦場のメリークリスマス」

戦場のメリークリスマスは、大島渚監督による1983年の映画作品です。

第二次世界大戦中のジャワ島にある日本軍の捕虜収容所を舞台に、異なる文化を持つ人々の出会い、友情、そして葛藤を描いた作品です。

簡単なあらすじ

第二次世界大戦中、ジャワ島の日本軍捕虜収容所。日本語を話すイギリス軍の中佐、ジョン・ローレンスは、捕虜と日本人看守の間を取り持っていました。ある日、収容所にセリアズという名の美しい英国陸軍少佐が到着します。収容所の所長であるヨノイ大尉は、セリアズに強い興味を示し、二人の間に独特な関係が生まれます。

一方、ローレンスとヨノイは、異なる立場でありながらも、お互いを認め合う複雑な友情を育んでいきます。しかし、戦争という過酷な状況下で、彼らの関係は試され、様々な困難に直面します。

この映画は、戦争という極限状態の中で、人間が持つ様々な感情や葛藤を描いています。愛、友情、憎しみ。これらの感情が複雑に絡み合い、観る者の心を揺さぶります。

戦争という残酷な行為と対照的な人間の温かさがあり、単なる戦争映画にとどまらず大きな社会現象をもたらしました。

「戦場のメリークリスマス」とはどのような曲?

映画タイトルと同じ、「戦場のメリークリスマス」とは一体どのような曲なのでしょうか?

「戦場のメリークリスマス」は、坂本龍一氏が作曲した楽曲で、映画の持つ複雑な感情を音楽で表現した傑作です。

この曲の魅力を、より深く掘り下げていきましょう。

曲の構成と特徴
  • シンプルな美しさ:繰り返されるシンプルなピアノの旋律が、聴く者の心に深く刻み込まれます。このミニマルな構成が、曲に普遍的な魅力を与え、時代を超えて愛される理由の一つとなっています。
  • 感情の起伏静かで美しいメロディの中に、戦争の悲しみや孤独、そして希望が込められています。曲の途中で現れる高揚感や切なさといった感情の起伏が、聴く者を物語の世界へと引き込みます。
  • 東洋と西洋の融合日本的な旋律と西洋的なハーモニーが絶妙に融合されており、東洋と西洋の文化が交差する映画の世界観を音楽で表現しています。
  • 映画との一体感:曲の構成は映画のシーンと密接にリンクしており、音楽が映像を彩り、物語を深めています。

「戦場のメリークリスマス」は、坂本龍一氏の繊細なピアノの音色と、映画の世界観が見事に融合した名曲です。

この曲は、戦争という暗いテーマを扱いながらも、希望と美しさを失わない、まさに不朽の名作と言えるでしょう。

また、この曲は、多くのアーティストに影響を与え、サンプリングやカバーなど、様々な形で現代音楽に影響を与えています。

IVEも同様にサンプリングし「Supernova Love」を作成したようですね。

IVEだけなぜ炎上した?

ほかのアーティストもサンプリングしているのに、なぜIVEだけ炎上したのでしょうか?

これにはきちんとした理由があります。

炎上理由1. 曲の持つ意味への配慮不足
  • 「戦場のメリークリスマス」は、戦争の悲劇や平和への願いといった深い意味を持つ楽曲です。この曲を明るいダンスナンバーにアレンジすることで、曲本来の意味が軽視されているように感じられた人が多くいました。
  • 特に、戦争の悲劇を連想させる楽曲を、若年層向けの恋愛曲に転用した点が、不謹慎だと受け止められたと考えられます。
炎上理由2. リスペクトの欠如
  • 原曲に対するリスペクトが感じられず、単に有名な曲を流行に乗せて利用しているように見えたという意見が多くありました。
  • 原曲の持つ歴史的背景や音楽的な価値を理解せず、安易にサンプリングしたことが、批判を招いたと考えられます。

歌詞はどのようなもの?

Oh, babe, I need that kind of love
A supernova glowin’ the dark
Forever I wished upon a star
Then you came over occupied my heart, occupied my heart

ああ、ベイビー、こんな愛を求めていたんだ
暗闇を照らす超新星のような輝きを
ずっと星に願いをかけてきたの
そしてあなたが現れて、私の心を奪ったの、私の心を

こちら冒頭の部分です。日本語訳はそれっぽく訳してみました。

このようなニュアンスの歌詞が後にも続きます。

確かに全く、「戦場のメリークリスマス」とは関係ないですね。

しかし、恋愛の儚さと満たされる愛の二律背反が感じられるような楽曲になっており、「戦場のメリークリスマス」にもある和洋折衷や戦争と人間の温かさの相反する対照的事象の模倣と捉えることができ、リスペクトを欠いているとは言い切れないと筆者は感じました

つまり作詞作曲陣は、意識的に「戦場のメリークリスマス」を参考にしている可能性を示唆しています。

しかし、原曲の持つ深い意味や歴史的背景を踏まえて、リスペクトを払った上で楽曲制作が行われたとは言い難いため、そこを突かれてしまい炎上に至ったのではないでしょうか?

これは両楽曲を聴いて、かなり考察をした筆者の一つの意見であり、絶対的なものではありません。

みなさんはどのように感じますか?

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