入浴中の不慮の事故とは?中山美穂さんを襲った浴槽での死につながる危険な行為や原因を解説!

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歌手で女優の中山美穂さんが亡くなっていたことが発見され、連日メディアを騒がせています。

中山美穂さんは自宅浴槽で亡くなられていたということで、今回はお風呂場での死につながりかねない危険な行為やその原因について解説していきたいと思います。(画像はYahooニュースより)

この記事からわかること!
  • 中山美穂さんの死因について
  • 浴槽での不慮の事故にはどのような原因があるか
  • 浴槽死を防ぐにはどうしたらよいか

中山美穂さんが自宅浴槽で亡くなられた真相とは?

中山美穂さんが自宅浴槽で亡くなっていたことに関しての報道に関して続報がありました。

死因は”入浴中に起きた不慮の事故”であったことが発表されました。

所属事務所によると事件性はないとのことですが、詳しい死因については遺族に配慮し発表されていませんでした。

病気等ではなく”入浴中に起きた不慮の事故”となれば私たちも気を付けなければ、いつかその事故に遭ってしまうかもしれませんよね。

入浴中に起きた不慮の事故”とは一体どのような事故が考えられるのか、そしてどのような原因があり対策が必要なのか調べていきます。

お風呂での死因はなにがある?

まずお風呂での死因に関して何があるのかを調べていきます。

1.ヒートショック

1つ目にヒートショックです。

こちらに関しては中山美穂さんの死因ではないかということで報道されており耳にした方も多いのではないでしょうか。

ヒートショックとは”急激な温度変化で血圧の変動が起こり、脳にじゅうぶんな血が行き渡らず一時的に意識を失ったり、心筋梗塞や脳梗塞、脳卒中を引き起こすこと(リスクベネフィットより)を指します。その結果意識を失い、浴槽内で溺れて亡くなってしまうケースが多いようです。

政府広報オンラインより

特に冬場にヒートショックの危険性は高まると言われています。

その理由は血圧の急激な変化です。

冬の暖かい部屋から、寒い浴室へ衣服へ脱いだ入ることで血圧は上昇し、その後、浴槽に入ることで急に身体が温まることで血圧が下降します。

サウナの後、水風呂に入ることでクラっと来る感覚を感じた方も多いかと思いますが、あの感覚も血圧の変化によるものになります。

東京都健康長寿医療センターの調査によると、全国で17000人がヒートショックにより亡くなっており交通事故による死亡者数の3.5倍といわれています。

交通事故より発生する可能性が高いということで、他人事ではありませんので冬場のヒートショックには最新の注意が必要になります。

2.浴室熱中症

2つ目に浴室熱中症です。

浴室熱中症に関しては知らないという方の方が多いのではないでしょうか。

浴室内熱中症とは、高温で長い間お湯につかることで血管が広がり、血圧低下が起こった結果起こる熱中症のことです。

高温のお湯につかることで体温が上昇し、ボーっとする意識障害が起こったり、身体に力が入らなくなります。そうなると自力で湯船から外に出ることができなくなるため、そのまま溺れてしまい、浴槽死につながることがあるのです。”(リスクベネフィットより)

浴槽死を防ぐにはどうしたらいい?

浴槽死の原因となるヒートショックと浴室熱中症を紹介しましたが、これらはどのようにして予防すればよいのでしょうか

入浴前、入浴中、入浴後の3つの場面で注意する事項があるようです。

入浴前

・寒暖差を無くすために、浴室や脱衣室を暖房器具などで温める。
(温度差は少なくとも 10 度以内)
・食後1時間、飲酒後、薬を飲んだ後は入浴をしない。
・脱水予防のため、水分補給をする。

入浴中

・心臓から遠い足先のほうから徐々にかけ湯をする。
・お湯の温度は 41 度以下、お湯につかる時間は 10 分までを目安に。
・浴槽から急に立ち上がらない。

入浴後

・脱衣室やほかの部屋との寒暖差をなくしておく。
・入浴中は汗をかいているので、水分補給をする。
(ヒートショックは入浴後の居室でも起こる可能性がある。)

(長野市 健康通信より)

部屋の温度、水温を急激に変化させないことが重要なようです。

また血圧に関するものですので、水分をしっかりと補給することも忘れてはいけないようですね。

また入浴前にはお酒を飲むことを控えることも重要なようです。

中山美穂さんはお酒を飲むことも大好きであったようなので、お酒を飲んだことがヒートショックや浴室熱中症を引き起こしてしまったという可能性もあるのではないでしょうか。

まとめ

寒くなってきた最近ではお風呂で長湯して温まりたくなってしまうかと思います。

しかし、寒い冬ではその温かいお風呂が落とし穴となってしまう危険性があることを理解しておきましょう。

今回紹介したヒートショックや浴室熱中症への対策をしっかりと行ったうえで、真冬のお風呂を楽しむようにしていきましょう。

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