今SNSで話題になっている、「マイニャンバー制度」を知っていますか?
決して誤字ではなく、真面目に「マイニャンバー制度」という制度がこの世にあるのです。
マイナンバー制度の方は昨今何かと騒がれていますが、よく似た響きの「マイニャンバー制度」とは何なのでしょうか?
この可愛らしい名称の取り組みが、いったいどんな制度なのか、わかりやすく解説していきます!

「マイニャンバー制度」とは
まず、この制度が作られた背景として、群馬県では動物愛護管理条例の改正で2024年10月に飼い猫の屋内飼養が努力義務化されました。
この改正では、適正な頭数飼育や、犬のしつけに関しても努力義務化としているようです!
これを受けて大泉町は、猫の飼い主に適切な飼育への関心・意識を高めてもらおうと、制度の導入を発表しました。
具体的にどんな情報を登録するのでしょうか?
登録する情報
【飼い主】 氏名、住所などの情報
【猫】 名前、年齢、品種、毛の色、避妊去勢手術の有無
本当に基本的な情報を登録するようですね。
これなら、手続きも簡単に済みそうです。
登録するメリット、デメリットは?
この制度に登録することで、どんなメリットがあるのでしょうか?
また、デメリットがあるならそれも気になりますよね。
それぞれ見てみましょう。
メリット
まずメリットですが、この制度では飼い猫の情報登録とともに、飼育に関する宣言書に署名することで「マイニャンバッジ」というものが交付されるそうです。
猫を適正な頭数で屋内で飼育することなどを約束する宣言書に署名すると、飼い猫の写真が入った「マイニャンバッジ」が交付されます。
NHK NEWS WEBより引用
また、登録することで猫が迷子になったとき、町が素早く情報提供を呼びかけることもできるとしています。
猫ちゃんの写真入りの缶バッジがもらえるのは嬉しいですね!!
NHK 首都圏ナビより引用
さらに、以下のような効果も期待できます。
【飼い主】
・飼い方の意識向上
・迷子になった時に、素早い状況提供の呼びかけができる
【近隣住民】
・野良猫や飼い猫による、屋外での糞尿被害の減少
住民からは過去にペットの糞尿によるニオイや汚れに対する苦情もあったようで、制度の促進でその改善が期待されます。
人間も動物も幸せに過ごすために、必要な取り組みだと感じられますね!
デメリット
現時点では大きな デメリットは確認出来ませんでしたが、強いて言えば猫ちゃんの自由な行動を制限することに繋がる、ということくらいでしょうか。
もともと野良猫だった猫ちゃんや、屋外屋内を自由に出入りしていた猫ちゃんにとっては、屋内での生活は窮屈に感じるかもしれません…。
また、飼い主にとっても外に行けない猫ちゃんのストレスをどう発散させてあげるかなど、新たな対策も必要になりそうです。

SNSでの反応は?
朝の番組で紹介されていましので、猫好きの民にとっては朝からテンションが上がるニュースだったようですね。
「マイニャンバー」というワードがトレンド入りして、自身の猫とともにツイートする人も多く、
ネット上に猫の写真が溢れていましたね。
制度自体はこれから始まるもので、まだまだ認知度は高くないですが、肯定する声が多いようですね。
制度開始後の変化や世間の反応も追っていきたいところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
現代は、ペットが人間と等しく家族として暮らす時代です。
親が子どもを教育し責任を持つのと同じように、いち家族であるペットの飼い方にも意識改革が求められているようですね。
飼い主や近隣住民の双方にとってメリットがある制度ですので、ぜひ活用して全国に広めていただきたいです!

コメント