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近年、SNS上で「もうこないからねー」という言葉が若者を中心に流行しています。
一見すると何気ない一言ですが、その独特な言い回しや、ゲーム実況での印象的なシーンが相まって、多くの人々の心を掴みました。
今回は、この言葉がどのように生まれたのか、そしてなぜここまで人気を集めているのかを徹底解説していきます。
「もうこないからねー」とは
この言葉のルーツについてですが、
ニンテンドーDS用ゲームソフト『たまごっちのプチプチおみせっち』シリーズに登場するキャラクター、「まるっち」のセリフ
です。
たまごっちとは
「たまごっち」は 地球から遠く離れた「たまごっち星」に暮らしている生き物たちです。
育成ゲームの1つである「たまごっち」は1996年11月23日に発売され、
女子高生を中心に大ブームを巻き起こした”デジタルペット”のこと。
1996年からこれまでに全世界累計9,100万個を販売しています。
・たまごっちの赤ちゃんから始まり、食事を与えたり、お世話をして成長を見守ります。
・成長するにつれ進化。
様々な種類のたまごっちが登場し、それぞれ個性的な見た目や性格を持っています。
・お世話をせずに放置し続けると死んでしまうので注意が必要。
まるっちとは
少し大きくなったものの、相変わらず甘えん坊。
一人前にわがままも言う。
たまごっちが成長する過程で必ず通る、第二段階のキャラクターです。
甘えん坊で好奇心旺盛な幼児として描かれることが多いです。
コロコロ横に転がるのが好きという特徴もあります。
『たまごっちのプチプチおみせっち』シリーズとは
セリフの生まれた背景とゲーム内での意味
このシリーズの中で特に有名なのが、「もうこないからねー」というセリフです。
これは、お店のサービスが低い評価だった場合、お客さんのたまごっちから言われる言葉です。
特に幼児期や反抗期のたまごっちが言いやすく、シンプルながらも印象的な言葉としてプレイヤーの心に響きました。
まるっちも「幼い」で有名ですので、このセリフを言うのにぴったりのキャラクターですね。
ドコムス氏による「もうこな」の誕生
ゲーム実況者のドコムス氏がこのゲームを実況した際に、まるっちの言った
「もうこないからねー」という言葉が大きく注目されました。
彼の個性的な実況スタイルと言葉のインパクトが相まってネット上で大きな話題となり、やがて
もうこな
という略称で呼ばれるようになりました。
その後、この言葉は様々な形でパロディ化され、
ネット流行語として広がっていきました。
ゲームの枠を超えて、日常会話やSNSの投稿など、様々な場面で使われるようになりました。
「もうこないからねー」のコラ画
流行した理由の1つに、パロディのしやすさがあります。
このセリフは、様々なものに置き換えて楽しむことができるため、パロディが生まれやすく、ネット上で拡散されやすい性質を持っていました。
そんなパロディ画像をいくつかお見せします。
ここにあるだけでなく、たくさんの種類のパロディがSNSで投稿されています。
怒っているようで怒っていない、どこかゆるい雰囲気が面白いですよね。
まとめ
「もうこないからねー」という言葉はシンプルなセリフですが、ゲーム実況の波に乗り、ネット上で爆発的な人気を獲得しました。
その理由は、覚えやすく共感しやすい言葉であること、そしてパロディを生み出しやすい汎用性にあると考えられます。
SNSの発達も後押しとなり、この言葉は現代のネット文化を象徴するような存在となりました。
あなたもぜひ使ってみてください。
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